PRODUCT
Approach to Manufacturing
 

物作りへ取組み



FIELD EARTH DESIGNが現在の滑走道具の素材を使い3D形状を始めて作り出すまでには様々な過程を経てきました。2000年に始めてのイメージ模型が製作されてから、実際のモデルが完成するまでに7年の歳月が経ちます。

それまでにあった滑走道具は、2次元、または、ソールの中央に硬い突起で形作る立体形状でしかありませんでした。伸縮率の異なる素材で全体が滑らかな湾曲を作り出すことの難しさは、当時、どのファクトリーも不可能だと言い、現在でも多くのファクトリーが挑戦できないプロダクトです。

これまでのファクトリーを変更したり、多くの開発を行ってきましたが、当初、現在のファクトリーでさえ無理であろうと言っていたように、3D形状とは掛け離れたプロトタイプから物作りが始まりました。
FIELD EARTH DESIGNが、何を作りたいのかを伝えることに多くの時間を重ねます。

3Dは、FIELD EARTH DESIGNの思考と、ファクトリーの開発能力が生んだ物作りの真髄を表しています。想像を具体的に生み出そうとすることと、想像物を元に技術を向上し開発する両者が相まって始めて現実のものとして生まれました。3D形状で培われた物作りの魂は、様々なプロダクトに反映され常に新しい開発に挑んでいます。

多くの時間をかけて生み出された3D形状は、現在、世界中の様々なブランドが採用しています。当初世界中の誰もが認識していない形状を本村 勝伯が区別するために3Dと名付け提唱し続けてきたデザインは名称と合わせて広く使われています。
 
 
 
 
 
4D DESIGN
4Dデザインは、ノーズ3D部分と真逆に湾曲しているテール部分によって完全に浮いている後方ビンディング位置を前傾姿勢で踏み込むことにより斜下後方へ力が加わるように設計されています。

そのことにより、雪面の流動をよりアクティブにコントロールし、圧雪バーンやパウダースノーに限らず様々なフィールドで、より高速で安定したライディングが出来るとともに確実なエッジ操作が可能になります。

4D

 

 
 
 
3D DESIGN

3Dデザインは、詳細なデザインにより雪面の流動を限りなくスムーズにし、スピードのあるターンや操作性を生み出します。また、あらゆる雪面を3次元でとらえる事が出来るためパウダースノーや圧雪などの雪質に関わらず、どのような環境でも素晴らしいフィーリングを生み出す事ができます。


3D







2D DESIGN

2.5Dデザインは、2D ソールを詳細なデザインで変化させコントロールされた2次元形状です。通常のエッジコンタクトのフィーリングでありながらも、3D のようなスムーズな操作性でコントロールできるので、操作性が従来の2D よりも、よりスムーズに行える特別な形状です。2.5D は、それぞれのモデルに合わせて最適な形状にデザインされています。





Asymmetry Design


人間が操作する乗物を考えた時に最も理にかなった形状は非対称です。その観点から、FIELD EARTH DESIGN のAsymmetry Design は生まれました。

人の構造上、SNOWBOARDSでは進行方向に対しての体の捻れを、SKISでは靴がそうであるように体の中心位置に対してインサイドとアウトサイドがあることを考え、人が操作する上でより自然により滑らかな滑走が出来るようにデザインされています。







ページの先頭へ